自分の原点 | ベンチャー日記

自分の原点

城山三郎の本を読んでいます。備忘録的に気に入った文章を書いておきます。

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<ヒーローの条件>
1:報われないのを承知の上でのおそろしいほどの勤勉と努力の積み上げ。
2:「いまが最高」という生き方。成功へのゆるぎない自信のある人もいれば、3ヶ月先まで見通せばいい、という人もいる。多少の屈折はあっても、人生のかげりにはならない。
いずれにしても、オプティミスティック。
3:生活は軽く、いつも「戦闘体制」をとり、動ける自由を確保する。
4:おそろしいほど古風で単純な日常生活。無趣味に近く、酒ものまぬ人が多い。
5:はげしい好奇心。よき感度とそれを高める習性。生い立ちにさかのぼっての異種交媒から成る人生。

仕事の進め方に若干の差異はあれど、二人が共通して言ったのは、
「仕事に追いかけられず、常に追いかけること」

人間、若い間は努力の連続だ。努力することによって救われる。
大久手(特務少尉)は頑固にそう信じていた。
休息は働き尽くした晩年にのみ与えられるべきもの。若者に休息は必要ない。

「男なら約束を守れ。決めたら、脇見をするな」

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こういうときって、自分ができていないと自覚している言葉がハタと目に留まりますね。
日々、是精進です。

これを言うと年齢がばれてしまうかもしれませんが、昔、「ZNX」というバンドがありました。※これで「ジンクス」と読みます。
あまりメジャーではありませんでしたが、そのバンドの歌に何度も学生時代助けられました。
今日はその歌の詩を紹介したいと思います。

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『とりあえず君は若い いくつもの明日がある
退屈なHigh School Days 解るけど仕方ないね

誰にでも一つや二つ悩み事あるはずだから
自分だけが傷ついてるなんて思わないで

ひとりで夢を見つけられなきゃ
一緒に探しに行こうか

勇気出して飛び出してごらん
この場所をまずは離れよう
何処にたどりつくのか あとから考えればいい
向かい風の中で君と

甘えてるだけだったら 面倒は見れないから
行く先くらい自分で考えろ 難しいけど

誰かに用意された夢なんてきっとつまらないさ
君にも多分それくらいはわかるだろう

ひとりで夢を見つけられなきゃ
今から探しに行こうか

勇気出して飛び出してごらん
この場所は何処か違うから
きっと見つけられるから 君が強くなれる夢
向かい風の中で君と』

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将来を思い悩んでいた学生時代、すーっと体の中を通り抜けていく歌に勇気付けられました。今、読み返しても恥ずかしくなるくらいシンプルで青臭い歌ですが当時の心に突き刺さった記憶があります。

「初心忘れるべからず」

改めて『原点』振り返る瞬間を今日は一人で持ってみたいと思います。