ベンチャー日記 -3ページ目

「やりたいことが見つからない」症候群

SPAという雑誌がたまたま目についた。
テーマは「やりたいことが見つからない」症候群。
今、やりたいことが見つからないといってすぐに仕事をやめて
しまう人が多い。次に何をやるのか決めずに。

次が見えなければ、今は目の前のことに懸命に「なってみる」ことが重要。

そこから次が見えてくる。

少なくとも5年後なんて誰も見えない。
会社でさえ、5年後なんてまったく分からない。

昨日、2年前に勤めていた会社に立ち寄った。
既に知っているメンバーもごくわずか。
会社の状況も一転している。
2年前に想像できたか。答えはNO。

やりたいことで、もがき苦しむよりは今を焦るくらいに真剣に生きていくことが重要。

楽観的に、真剣に、無邪気に。


すべてがすべて、予想できたら、つまらないこともある。

ただ、夢ができた瞬間、実現に向け一歩踏み出す勇気も必要

5年後の予想

SPAという雑誌がたまたま目についた。
テーマは「やりたいことが見つからない」症候群。
今、やりたいことが見つからないといってすぐに仕事をやめて
しまう人が多い。次に何をやるのか決めずに。

次が見えなければ、今は目の前のことに懸命に「なってみる」ことが重要。

そこから次が見えてくる。

少なくとも5年後なんて誰も見えない。
会社でさえ、5年後なんてまったく分からない。

昨日、2年前に勤めていた会社に立ち寄った。
既に知っているメンバーもごくわずか。
会社の状況も一転している。
2年前に想像できたか。答えはNO。

やりたいことで、もがき苦しむよりは今を焦るくらいに真剣に生きていくことが重要。

楽観的に、真剣に、無邪気に。


すべてがすべて、予想できたら、つまらないこともある。

ただ、夢ができた瞬間、実現に向け一歩踏み出す勇気も必要。

自分の原点

城山三郎の本を読んでいます。備忘録的に気に入った文章を書いておきます。

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<ヒーローの条件>
1:報われないのを承知の上でのおそろしいほどの勤勉と努力の積み上げ。
2:「いまが最高」という生き方。成功へのゆるぎない自信のある人もいれば、3ヶ月先まで見通せばいい、という人もいる。多少の屈折はあっても、人生のかげりにはならない。
いずれにしても、オプティミスティック。
3:生活は軽く、いつも「戦闘体制」をとり、動ける自由を確保する。
4:おそろしいほど古風で単純な日常生活。無趣味に近く、酒ものまぬ人が多い。
5:はげしい好奇心。よき感度とそれを高める習性。生い立ちにさかのぼっての異種交媒から成る人生。

仕事の進め方に若干の差異はあれど、二人が共通して言ったのは、
「仕事に追いかけられず、常に追いかけること」

人間、若い間は努力の連続だ。努力することによって救われる。
大久手(特務少尉)は頑固にそう信じていた。
休息は働き尽くした晩年にのみ与えられるべきもの。若者に休息は必要ない。

「男なら約束を守れ。決めたら、脇見をするな」

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こういうときって、自分ができていないと自覚している言葉がハタと目に留まりますね。
日々、是精進です。

これを言うと年齢がばれてしまうかもしれませんが、昔、「ZNX」というバンドがありました。※これで「ジンクス」と読みます。
あまりメジャーではありませんでしたが、そのバンドの歌に何度も学生時代助けられました。
今日はその歌の詩を紹介したいと思います。

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『とりあえず君は若い いくつもの明日がある
退屈なHigh School Days 解るけど仕方ないね

誰にでも一つや二つ悩み事あるはずだから
自分だけが傷ついてるなんて思わないで

ひとりで夢を見つけられなきゃ
一緒に探しに行こうか

勇気出して飛び出してごらん
この場所をまずは離れよう
何処にたどりつくのか あとから考えればいい
向かい風の中で君と

甘えてるだけだったら 面倒は見れないから
行く先くらい自分で考えろ 難しいけど

誰かに用意された夢なんてきっとつまらないさ
君にも多分それくらいはわかるだろう

ひとりで夢を見つけられなきゃ
今から探しに行こうか

勇気出して飛び出してごらん
この場所は何処か違うから
きっと見つけられるから 君が強くなれる夢
向かい風の中で君と』

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将来を思い悩んでいた学生時代、すーっと体の中を通り抜けていく歌に勇気付けられました。今、読み返しても恥ずかしくなるくらいシンプルで青臭い歌ですが当時の心に突き刺さった記憶があります。

「初心忘れるべからず」

改めて『原点』振り返る瞬間を今日は一人で持ってみたいと思います。

「あきんど」

日曜日は昼前から活動開始。
久々によく眠ってしまった。
エビスに行き、次回以降のビジネススクールのブレストを行った。
次は3月、4月ぐらいに開講になると思うが、もう少しビジネス寄りの「商人(あきんど)」養成スクールという形にしてみたいと思う。
やはり行動ありきのビジネス社会。営業ひとつできなきゃなにも始まらないというわけで、実際に稼いでもらう体験をしてもらいたいと考えています。
昼飯も担当の方と話をしてから、15時からは某ベンチャー企業の社長の相談に乗ることに。年齢的には、10歳ぐらい離れているのだが、横で座っているとイケメンの社長より年をとってみえてしまう自分が哀しい。。。
3時間ほど経営相談に乗り、知恵を使い果たしてしまった。。。
嬉しいことに、最近は色々と声をかけていただく機会が増えてきましたが、ひとつの会社で役員をしているとなかなか他者の役員に
入るとなるとややこしいことが多いので、お断りしているが、自分で役に立てるのならということで相談には色々と乗らせていただいている。最近は、資本政策やIPO、ネットベンチャーのビジネスモデル開発など幅広い。

本業がコンサルタントでもないのに、週に2人ぐらいは社長さんの相談に乗っているが、やはり成功する企業の社長は「儲けるポイント」をきちんと押さえているし、企業リスク(特に立ち上がりの企業はキャッシュ)についてよく熟知している。

小林一三や鈴木商店の物語と読んでいると、その重要さがひしひしと分かる。

最近はソーシャルアントレプレナーというものが生まれていて、理念だけは立派なものがあるが、足元は整っていない場合が多い。

理念はきわめて重要であるが、それより企業たるもの稼ぐことが基盤になくてはまったく意味がない。それもできれば、労働集約的なものではなく、知恵を絞ったシステム的なモデルが好きであり、追求してみたい。

キャリア偏差値

今週のNEWSWEEKのテーマ「キャリア偏差値」に惹かれて、ついつい手にしてしまった。
昨今、キャリアというテーマには広がりを感じている。

以前、大前研一氏が言っていた「知的ブルーカラー」と「知的ホワイトカラー」の差はさらに広がっている気がする。
「知的ブルーカラー」はプログラマーや経理マン等の知的な仕事ではあるが、あくまで作業の担い手としてのみ機能する。
「知的ホワイトカラー」は強みを発揮するコア部分を持ち合わせているとともに、ビジネス能力全体が高い。さらに、リーダーシップや国際性、利益を生み出す力を有する。今、こういうスキルを持ち合わせている人間は世界中どこでも引っ張りだこというわけだ。

彼らの中でもトップ中のトップが「キャリア偏差値」80オーバーの人間ということになるのだろう。 イメージで言うと「知的」な仕事かつ商売にのみ絞り、年齢を35歳ぐらいで考えると、こんなかんじになるだろうか。(個人的なイメージ先行ですので、気分害される方は見ないで下さいね)


【偏差値】

30 特筆したスキルなし、言われたことだけこなす事務職レベル。   
   経験と年齢だけを重ねている。年収300万円~500万円程度?   
   向上意欲はほとんどない。

40 経験はあるが幅を広げない人、年収400万円~600万円程度?   
   プロと呼べるまでのスキルはなく、かといって自ら積極的に学ぼうとしない。
   少人数のチームを率いたことはあるが、部下はついてこない。

50 一定の仕事はこなし部下も数名いるが、成績は平凡。英語は若干。     財務に苦手意識あり。年収500万円~700万円?   
   リーダーシップはそれほど強くないが、管理するレベルは可能。

60 中小企業では上位3位には入る実力派、年収600万円~1000万円?     自分の得意分野では必ずトップ。リーダーシップも発揮。   
   大企業でも爆発すれば、将来有望株。だが、1歩足りない。   
   起業しても、中小レベルではある程度の成功部類に入ってくると思われる。   
   ヘッドハンターから声がかかり始めるレベル。

70 自他共に認める実力派。年収は800万円~2000万円?   
   外国語と財務もレベル高く、世界でも通用するレベル。   
   中小企業では役員もしくは次期社長候補。   
   大企業では史上最年少役員、部長クラスか。   
   自身で起業しても得意分野で勝負すれば、良い線(上場ライン)の企業規模まで行く。   
   ヘッドハンターからは外資系の日本支社長ポストや中小企業の社長の右腕上候補として上がってくるクラスがこのあたりか。

80 ヘッドハンターに引っ張りだこの国際的なプロフェッショナルもしくは経営者。   
   年収は1000万円~1億円。   
   仕事が趣味の領域に至っており、収入も十分にあるので、仕事を純粋に楽しめる人。
   このクラスは、世界でもトップ数百人のクラスに入ると思われる。     リーダーシップ、コミュニケーション能力、知識・スキル、国際性どれをとっても世界に通用するレベル。


85 世界的な企業の起業家、社長級。年収は3000万円~10億円。
   このクラスになると世界でもトップ数十人の域に入ってくると思われる。
   ビジネスセンスのレベルの高さと実績等、全てが他を圧倒。
   世界を支えるビジネスリーダーの仲間入りをしているはず。

以上、思いつくままで書いてみましたが、書いていてなかなか面白いです。
偏差値はあくまでそのときの数字なので、自信を磨けば伸びるはず。
※「知的ホワイトカラー」と呼ばれる人を、偏差値60以上ぐらいに属するぐらいのイメージで書いております。


世界で通用するビジネスパーソンの育成をいつか手がけてみたいので、これからも考察進めて行きたいと思います。

ただ、自分で起業する場合は、特に偏差値レベルが異常に高い必要はなく偏差値レベルの高いプロフェッショナルと組んでいけばよいので、低いという理由で起業をやめるということは無いでしょうけど。ただし、起業するor経営する上では、やはりどこかに強みがあって成功してきた人物でない限り、成功するのはよほどハードルが高い気はします。(コンサルティングファームの人間が起業しても成功しないのは、全てを自分でやりすぎてしまうことにあるのでしょうかねぇ。。)

あと、お金だけを目標にするなら、大起業の経営者ではなく、起業し、投資家となることをオススメします。

韓流ブームについて

土曜日出勤は平日より出勤者数も少なく、仕事が思いのほか捗る。
12月のたまった仕事をここで効率よくこなさなくては。

今日は夜から外国人の友人数名と新大久保に繰り出す予定。
韓流ブームが来たのはいつ頃か。
確かペ・ヨンジュンの冬ソナのポスターを最初に見つけたのは、
日本でブレイクする前の1年ぐらい前だった気がする。日本人に
受けそうな顔であったことだけは記憶にある。

最近の韓流ブームはとてもうれしく思う。
文化(異性?)の力は偉大だ。
元々、学生時代に韓国に遊びに行ってから韓国びいきだったため、
日本で韓国文化等の見直しが入ったことは嬉しい。
歌も非常にレベル高く、特に女性ボーカルのレベルは1面では日本よりもレベルが高い。(最近、フィリピンに行ってフィリピンのレベルの高さもびっくりしたが。)

映画もレベルが高い。個人的には、イ・ジョンヒャン監督の「おばあちゃんの家」がすばらしく、涙なしには見ることができなかった。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3637

次に何が来るのか?
恐らく、アニメーションと韓国式インターネットコミュニティーだろう。
アニメーションについては、作家が乏しいということだったが、国策で育成に躍起になっている。そして、インターネットコミュニティーは日本より1歩先を行っている。次に日本でブレイクするビジネスがあるのだが、さて、誰が一番最初にうまく起動に乗せるだろうか。。。
(というより、個人的に投資して始めてしまおうかと考えているが。)

サカつく

今日は、株主さんとの打合せ後、人材紹介会社と今後の人材採用戦略についての打合せ。従業員向けのセミナー等についてもブレストを行う。
その後、某銀行来訪。
昼からは外出だったので、一足早く訪問先へ行き、以前お世話になった上場企業の社長様に直接訪問。不在のため、取締役の方と立ち話。
まだ20分ほど時間が余っていたので、以前通っていたビジネススクールのマネジャーの元へ挨拶へ。
14時からは某銀行が開催する新株予約権のセミナーへ。ストックオプションを近々発行する予定なのでアイデアの足しになった。
帰社後、ほどなく某銀行来社。まずまずの感触。
たまった事務作業をこなし、常勤役員MTGへ。
急成長期に入っているので、色々なリソースが不足し始めている。
リソースを増やしすぎても無駄が出るし、リソースが少なすぎても成長を阻害してしまう。バランスをとりつつ経営をしていかなければ、どこかで大穴ができてしまう。小さな穴はあえて作り、バランスを若干崩すことも重要。でなければ、刺激が生まれない。
致命的な大穴は作ることができないが、そのバランス感を保つことは非常に難易度が高い。

話は変わるが、つい先日「サカつく」というPS2のソフトを購入してプレイしてみたのだが、よくできている。プレイヤーを育て上げ、能力を高めていく。練習の仕方や留学のさせ方、ライバルの出現等によって能力の上昇度が異なる。もちろん、人によって成長のポテンシャルも異なれば性格や成長の進度(早熟、晩成等)も異なる。見込みのある選手を育て上げ、神の領域に至る時は感無量だ。

最近、弊社ではポテンシャル採用を続けている。あえて組織に穴を開けている。組織としては、その穴によってさらに強い組織に脱皮できると確信している。

私の役割としては、会社組織全体のバランスを揺り動かしながら、組織力を強化していくことと、彼らのポテンシャルを最大限に伸ばしきってあげることが仕事だと考えている。

「言うは易し、行うは難し」。だが、やるしかない。

ジョイントベンチャー

先ほど、旧知の起業家から携帯に一本の電話が入った。この時間にかけてくることを考えると、飲みの誘いか、会社への誘いか、緊急の相談だ。例のごとく世間話をしてから本題にはいる。今回は緊急の相談だった。内容は、某大手企業とジョイントベンチャーを作るので、資本政策の相談に乗って欲しいという。明らかに図体が異なる企業。吸収に近い形になるに違いない。
そもそも対等のジョイントベンチャー設立で成功したことを聞いたことがない。どちらかが主導権を握る必要があるのだが、今回は友人が弱い立場になる。子会社の役員の立場で良いのか。明らかに軽く組める相手として見られているから、彼の将来図を考えた上でアドバイスしてあげなければならない。逆に彼の事業にそれほどユニークさがないので、あまり厳しい条件を突き付けても他社に提携先を移すだろう。成功のためのひとつの大きな転機でもあるが、失敗すると築き上げてきたものを吸収されて終わりになる。
そのジョイントベンチャーも数年で上場させたいとの意向。果たして彼はそのベンチャーを率いるだけの経営能力があるか。でなければ、数年で排除の憂き目にあってしまう。そのような場合でも、うまく株を売り抜けられるスキームを考えてあげたい。
ジョイントベンチャーの難しさを知るだけに、あらゆるケースを想定し、有利な条件を引き出してあげたい。
ジョイントベンチャーの一番の難しさは、企業の文化の相違が三割、事業の中核を握る技術やノウハウの差異が三割、資本構成が四割を占めると考えている。文化は実はとても重要。スタートの段階で目標をきちんと設定し、文化を強制するのではなくお互いの良い文化を取り入れていくという共通認識を最初に話し合っておくことが最後の最後でほんとに効いてくる。
数字は極めて大事だが、さらに重要なものがあることを忘れてはいけない。

赤坂プリンスで

赤坂プリンスでクリスマスイルミネーションが始まった。なかなかきれい。
さて最近、人間の適応力に最近驚くことがある。二十年前に今の生活が想定できたか。携帯、インターネット、仕事。。小学生の卒業文集では先生か医者と書いた記憶がある。今は全く異なる職業だ。
人間には生きていく上で、帰路がある。そこで決定的に道がわかれる。
最近、三十年後の自分を想像することがある。いくら壮大な夢でも、はっきりと生活がイメージできてしまうとワクワク感が消えてしまう。未知な部分を残すことも大切。人によっては、未知があると不安というが、全てが見えるとつまらない。ドラスティックに未知に挑む時の不安と挑戦意欲。これがなくなると、次の挑戦を求める必要がでてくる。だが、ここで辛抱も必要。この時期に足腰を鍛えるのだ。そして、その道の深さにミセラレレバ究めればよい。違うと思えば、変えれば良い。
人生に憂鬱にならずに、最高に輝いている自分を出来るだけイメージして目の前のことにがむしゃらになりたいし、若い人にはなってほしいと実感する。
面接などで将来が全く語れない人は魅力が薄いし、真剣に生きていない感じを受けてしまう。

1社目のキャリア

昨日は、朝から仕事漬け。日曜日だから仕事はかどるかと思いきや、なかなか仕事はかどらず、停滞気味。今日は朝から税理士打合せ後、来社3件。その後面接3本。さすがに重たい面接3本はきつい。

最近、採用活動を行っていて気が付くことがある。
あたりまえの話だが、今までに実績を出してきている方はどこでも成果を出すが、成果を出さない人はいつまでも中途半端な成果で終わってしまう。

営業を例にとろう。

1社目であっても、例えば表彰されるような経験をもっていれば、次の会社でも必ず上位にランクされている。実際、採用してみると実績がある方(偽りがないことが重要だが。)は、成功する確率が極めて高い。(時に失敗することもあるが)

特に、新入社員で入った会社で成功できない人、信用されるに至らない人は、その後の仕事でもうまくいかない確率が高い。もちろん、たまたま業務的にはまって成功するケースもあるが、人材採用は確率論的なところもあるので、成果の出ていない人はとりずらい。
採用をしていて感じるのは、成果を残していないのに、会社や上司の責任にして辞めるというケースが多いこと。そういう方はやはり信用しづらい。キャリアの浅い方は特に一社目での仕事へのコミットメントについてはよくよく考えて欲しいと感じる。